ロミオとジュリエット｜バレエのストーリー、登場人物、音楽、パフォーマンス

ロミオとジュリエットのプロット役割

*クラシック・バレエは時代とともに進化し、振付家や演出家がそれぞれのストーリーを反映させた作品を創作することで、さまざまな解釈が生み出されてきた。以下は一般的な情報を提供するためのもので、各バージョンの詳細については、それぞれをクリックしてください。ロミオとジュリエットの下にある。

ベンヴォーリオ ロミオのいとこで親友

パリス伯爵（ヴェローナ家）： ジュリエットを追う者

ジュリエット ロミオの恋人、キャピュレット卿夫妻の娘

ローレンス修道士 ロミオのアドバイザー

ロード＆レディ・キャピュレット 両親とジュリエット

モンタギュー卿夫妻 両親とロミオ

マーキューシオ（ヴェローナ家の）： ロミオの親友、パリス伯爵の従兄弟

看護師 ジュリエットの付き人

ロミオ ジュリエットの恋人、モンタギュー卿夫妻の息子

キャピュレット家の）ロザリーン： ロミオの初恋の相手

ティボルト ジュリエットのいとこ

⊙ 第1幕第1場ヴェローナの通り

キャピュレット家とモンタギュー家という、ヴェローナの2つの有力な家の使用人たちの間でいさかいが起こる。この喧嘩は公爵によって仲裁される。

⊙ 第1幕第2場キャピュレット邸

キャピュレット家が主催する舞踏会にパリス伯爵が招待され、ジュリエットを射止めようとする。ロザリーンに片思いして鬱病を患っていたロミオは、ベンヴォーリオとマーキューシオに説得され、仮面をかぶって舞踏会に忍び込む。ロザリーンのことは、ジュリエットを目にしたとたんにすっかり忘れてしまう。この恋は両想いだが、生まれ育った家同士の確執があるため、秘密にしておかなければならない。しかし、ティボルトは真実を知り、ロミオと戦うことを望むようになる。

すべての招待客が去った後、ロミオはバルコニーの窓からジュリエットを呼び、二人は愛を誓い合う。

⊙ 第2幕第1場ローレンス修道士宅にて

ロミオとジュリエットは、修道士ローレンスの家で密かに結婚する計画を立てていた。

⊙ 第2幕第2場ヴェローナの通り

町のお祭りの最中、ロミオに代わってティボルトと決闘しようとするマーキューシオが現れる。ロミオが決闘の仲裁に入ろうとしたとき、彼は死んでしまう。このことが、平和を望むロミオを圧倒的な悲しみと罪悪感で蝕むことになる。彼の気持ちはティボルトと対立するまでに膨れ上がり、その結果、彼はジュリエットのいとこを殺し、ヴェローナから追放される。

⊙ 第3幕第1場ジュリエットの寝室

恋人たちは結婚を終え、日が昇る前に別れる必要性に苦悩する。

一方、キャピュレット公はジュリエットをパリス伯爵と結婚させることに同意する。ジュリエットはそれを拒否し、結婚式の日取りを遅らせてほしいと妥協しようとする。両親は拒否し、ジュリエットは自暴自棄になる。

⊙ 第3幕第2場ローレンス修道士の家

ジュリエットはロレンス修道士に助けを求め、数日間死のような昏睡状態に陥る薬を与える。修道士は、この計画をロミオに伝えると約束する。

⊙ 第3幕第3場ジュリエットの寝室

ジュリエットは毒を飲む。訪ねてきた友人たちに起こされることもなく、家族は彼女を失ったことを嘆く。

⊙ 第4幕墓

修道士ロレンスの伝言は間に合わず、ロミオは皆と同じように最愛の人が死んだと信じる。ロミオはジュリエットの墓参りの後、ジュリエットと一緒になるために自分を毒殺し、ジュリエットのそばで息を引き取る。偽りの死から目覚めたジュリエットは、隣にいるロミオを見て大喜びする。しかしその喜びも束の間、ロミオが自殺したことを知る。ジュリエットは彼の短剣で自分を刺す。

興味深い事実
1940年にキーロフで初めてジュリエットを演じたガリーナ・ウラノワは、銀幕版『ロメオとジュリエット』にも出演している。この舞台作品はスターリン賞を受賞し、1953年の上映作品は同年のカンヌ国際映画祭で最優秀叙情映画賞（パルムドールにノミネート）を受賞した。